ついに来た卒論の下書きの締め切り日。
俺はというと・・・・一応提出しました。
内容はというと・・・酷いものです。
その話はここら辺で終わらして、今日のゼミの話。
今日のゼミは自由参加のはずが、先生はしっかりと出席を確認してた。
先生の話によると、俺ら学生のやる気をチェックする為の確認との事。
だったら最初から絶対出席にしちゃえばいいのにって思った。

今日のゼミは今までの様な学生の発表ではなくて、
先生が資料を持ってきて、みんなで議論をしようというものだった。
まあ、みんな徹夜明けでほとんど寝てたけど・・・。
カントの「純粋理性の二律背反」についてやったのだが、
これは先週の「伊藤邦武」先生の「パースの宇宙論」の中に出てきたものだった。
そこで、時間の起始と空間の限界はあるのかについて考えたのだが、
その中のある一つの論理の流れ。


 ○宇宙はビックバンによって誕生したと考えられる。ビックバンが起こるのは無からではなく、無限小の空間に無限大のエネルギーが詰まっているものからである。
              ↓
 ○我々はそんな無限小の空間に無限大のエネルギーが詰まっている状態を思い浮かべる事が出来ない。
              ↓
 ○我々は宇宙の始まりについてわかっていない。
              ↓
 ○つまり我々は何もわかってない。確実といえるものを抱く事が出来ない。


こういう論証の流れっておもしろくない!?だから哲学っておもしろい。
この論証をしっかりと考えていくと、俺が理解できる範囲から簡単に飛び出していく。
もっと哲学的思考が出来る様になる為に、勉強していきたい。
そしていつか、今一度「宇宙論」に挑みたいと思う。