偲ぶ

一昨日知った衝撃の事実。
それを聞いたとき、本当に理解出来ない自分がいて
次に何かの冗談かと思った。


でも、それを教えてくれた人は、
冗談でそれを言うような人ではないし
言われた通りネットで検索すると、その証拠が出てきた。


世の中無情だ。
この言葉には、どれくらいの重みと広さがあるだろうか。

3月の震災で、生きてる事の価値を日本人みんなが再認識したはずなのに
どうして、命をなくしてしまうのだろう。


ただ、僕が本当に尊敬する人の死
それを受け入れるしかない現実。

大学時代、この人がいたから僕は僕でいられたし
今の自分があるのは、この人のお陰。
この人の包容力に何度救われただろうか。
この人の様になりたいとどれだけ思ったか。

辛い時、嬉しい時、それを一番先に伝えたかった人。
可能であれば、僕の結婚式にきて欲しかった人。


この事実を、僕の何十倍も悲しんでいる人がいるのも知っている。


今日、とりあえず京都に行って、その人が住んでいた家に行って
お花を捧げてきた。

そこに行くのは7年以上振りだけど
記憶を便りにたどり着いた自分に感心しつつ
それくらい印象深いその人との思い出を思い、悲しかった。


きっと、いろんな事を思う僕に向かってその人は
『アホか!俺の事なんて気にせず、自分の事をやれや』
って言う気がする。そう言う人だ。

何て言葉を綴ればいいか分からないけど
生き残る自分たちが、しっかりと前を向いて
前進しなければならないんだろう。


まだ、やっぱり実感がわかないけど
お決まり言葉を書きたい。
本当にありがとうございました!!


やっぱり全然実感がわかない。
とりあえず、今度ゆっくり飲みましょう。
久しぶりにばか騒ぎをして、ビールを頭からかぶったりするんで
また、『ほんまにアホやな』って言ってください。