『NTT民営化の功罪』
NTT民営化の功罪―巨人の「独占回帰」を問う (B&Tブックス)
- 作者: 神崎正樹
- 出版社/メーカー: 日刊工業新聞社
- 発売日: 2006/01
- メディア: 単行本
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「この本は勉強になった」と言っていたので
アマゾンで買って一週間半ぐらいで読みました。
自分は今まで、NTTを倒すことが
日本の通信分野の飛躍的発展に繋がると思っていた。
この本を読んで今一番何を問題にしなければいけないか
その整理が出来たと思う。
『NTTを本当に解体するか?このままか?一社体制になるのか?』
結局はそれによってKDDIもソフトバンクも
大きく市場の中での相対的力量が変わってくる。
この本のいいところは
お互いの意見を聞いて
そして中立な立場で記事を書いているところだ。
最後に一番関係の薄い人の話を持ってきていたのは
まとめ方として疑問を個人的には感じるけど
ほんとにいい本でした。