口頭試問&謝恩会

今日は卒論の口頭試問の日だった。
数日前から、それに向けて勉強しなきゃと思ってたけど
最近のブログのどこを見てもその言葉が出てこない通り
ほとんど何もしてなかった。
結局、昨日の夜と、今日の諮問までの空いた時間に
書いた卒論や参考文献を読み直した。
読み直して思ったのは
自分が書いた論文がいかに駄目論文だったか
ということ。
出したときはそれなりにチェックしてたつもりだったんだけど
誤字脱字や、書いた自分ですらも理解できない言い回しが
結構あった。
そこですごく不安になって
久しぶりに手のひらに汗をかいた。
不安で、怖くて、暗い気持ちになった。
ゼミの友人に口頭試問で何を聞かれるかを教えてもらいつつ
ドキドキしながら、担当の先生の部屋の前でパイプいすに座って待ってた。
時間になって、前の人が部屋から出てきて、
俺が入れ替わりに部屋に入った。
およそ30分間の口頭試問は
俺のわかること、思うことを
片言な言葉ながら、何とかうまく伝えようとした。
結局
「君、ほんとはまだわかってないところがあるだろう?自分の望む形の結論に
 至るために、無理やり自分に都合のいい解釈をしてる。これは論文じゃなくて
 エッセイ、ブックレポートだ。自分が本当に理解している知識の中の一つを、
 もっと洗練していくといい。」
と主査の先生や副査の先生に言われた。
俺が思っていたのは、「で、結局この卒論は通るの?通らないの?」
って事だった。(それは諮問中は言ってもらえなかったんだけど)
諮問が終わったあとは、
ほんとにやることは何もかも終わったっていうのもあって
不安ながらも清々しい気持ちだった。


それから一旦帰宅して、スーツに着替えて
京都駅前の「ぱ・る・るプラザ京都」の8階ラウンジ「大文字」で
催されている哲学科の謝恩会に行った。
ゼミの友人たちと会える機会はほんとにもう限られているし
何よりお世話になった先生方にしっかりとお礼を言いたかった。
最初の挨拶の中で
「今年は卒論出した人たちは全員合格でした。」
って嬉しいビックリ発言も飛び出し
会の中で、普段はクールな先生方が
人間味溢れるところを見ることもできて
楽しかった。