毎週火曜日の4講時にはゼミがある。
今日もそうだったのだが・・・・その後が長かった。
授業を早めに切り上げてゼミの卒業アルバム用の集合写真を撮り終わって
俺は一人図書館へ行く。図書館について数分後携帯が鳴り出し、
ゼミの女の子からの電話に出ると
「あ、○○君、まだ帰ってない?じゃあ今日の八時にF本(うちのゼミの先生)の研究室に来て」だけ言われて電話を切られる。
あまりの勢いのよさに自分が風邪でしんどいからって言うのを伝え損ねる。
数分考えた末「これはこれでありかな」と無謀とも思われる超ポジティブシンキングに切り替える。
八時まで何とか時間を潰し約束の時間に研究室の前に行く・・・が誰も現れない。
数分経ってF本先生が現れる。
F本先生、「君、ここでなにしてるの?」
俺、「いや八時にここに来いって言われたんで。今日も先週みたいに飲みに行くんじゃないんですか?」
F本先生「え、そうなの!?俺は知らないよ。君以外誰も来てないみたいだし、君騙されたんじゃない?」
俺めっちゃ焦る!!(そんな馬鹿な!?)
幹事の女の子に電話して聞いてみるとみんなは校門のところにいて、
先生も飲み会のことは知っているとのこと。
先生にもう一回聞いてみると「・・・ほんとに行くんだ。冗談じゃなかったんだ」と。
(・・・先生まじ頼みますよ。俺風邪で十分弱ってるのに、これ以上精神的に追い込みをかけないで)
その後いろいろバタバタして、結局京都駅前の「酔心」で
女子6人、男俺1人と、F本先生、M尾先生の9人で飲み会スタート。
始まって早々先生二人は机の隅でひたすら哲学関係トーク
俺はこの飲み会での自分の役割を周りを見ながら考える。
慣れたメンバーで飲むときは好き勝手に飲むんだけど、
あんまり知らない人が沢山いる飲み会はまず自分のポジショニングをする。
口で言うのはかっこいいけど、
要は自分を持ってなくて、どれも中途半端ってことなのかも!?
飲みの時気をつけていることがある。
それはおっさんくさく人に説教したりして周りの楽しく飲もうっていう雰囲気をぶち壊さないこと。
幸いにもまだ人に説教をしたことはないと思う。まず俺が人に説教していい人間じゃないしね。
仲のいい親友と飲むときはたまにめっちゃ熱く語ってしまうときがある。
そんなときは次の日謝る。
結局うまい切り口が見つからずお酒の力を借りることにする。(これが後で悲劇を生む)
飲み会が終わるまでいろんな話を聞くのだが、その都度(このコらはやるな〜)って思う。
俺が思うにここで書きにくい話とかもあったのだが、
一つ例を出すと、「女の子は5分の4が妄想で出来てる」って話。
もちろん多少オーバーかなとも思うが、
前からいろいろ話を聞いてたのであながち嘘でもないなって納得。
「妄想だから何でもし放題」って聞いて
男の妄想なんてたかが知れてると完敗宣言。

飲み会が無事(!?)終わって帰路へ。ここで問題発生。寒い!!
酒で酔って体温が上がってるのと風邪の熱とで余計寒さを感じながら家へ向かって自転車をこぐ。
帰り道ほんと死にそうだった。
帰宅してすぐにシャワーを浴びて寝る。が、気持ち悪いと思って何度も起きる。
その度に背中の激痛と咳による肺の痛みで涙がこぼれそうになる
(・・・そろそろほんとに病院行こうかな。)
まーこんな感じで最後はしんどかったけど、やっぱり飲み会は楽しいって事で
今日はおしまい。